同じ値段の注文が重なった場合は、先に取引所に出された注文時刻の早い注文が優先されます。注文時刻も同じ場合は、基本的に、数量の多い注文が優先されます。
■ 時間優先の原則
指値注文同士がぶつかった際、買い注文の場合は、一番高い値段を提示した投資家が優先されます。反対に売り注文の場合は、最も安い値段を提示した投資家が優先されます。最も高い値段を提示した買い手を優先・最も安い値段を提示した売り手を優先する方が、取引が成立しやすくなる為です。
■ 価格優先の原則
「525円で買いたい(売りたい)」という具合に、売買成立よりも値段を優先させた注文の仕方です。はっきりと値段を指定して注文を出します。買いの場合は、指定した値段よりも安い値段で売買が成立することはあっても、高い値段で成立することはありません。反対に売りの場合は、指定した値段よりも高い値段で売買が成立することはあっても、安い値段で売買が成立することはありません。一定の値段までという限定をしていますから、その点は安心です。ただし、買い手と売り手の値段が合致しない場合、取引がいつまでも成立しないということもあります。
■ 指値注文
■ 成行注文
「値段はいくらでもいいから、とにかく買いたい(売りたい)」という場合、値段にこだわらず、売買の成立を優先させる注文の仕方です。買いたい(売りたい)価格を明示しないで、銘柄と数量のみを指定して注文をだします。いくらの値段で成立するかは、市場の流れに左右されることとなります。1日に動く値段の幅が決まっている(値幅制限)ので、その幅以上の高い値段や、安い値段で売買が成立することはありません。指値注文よりも取引が成立しやすいという利点がありますが、その場のまさに成行きで、予想外の値段で取引が成立してしまうこともあります。
* 前場と後場のそれぞれの始値と終値を決定する売買
* 売買停止解除後、最初の値段を決定する売買
* 特別気配を表示している時の値段を決定する売買
寄付と引けの間の時間(売買立会時間中)に、継続して個別に行われる売買のこと。最も安い売り注文と最も高い買い注文の間で個別に売買が成立します。
■ 「ザラバ方式」
売注文と買注文のバランスによって売買を成立させます。約定値段決定前の売買注文を、優先順位の高い価格から合致させ、かつその数量が合致する値段を約定値段とします。通常、株価は「時間優先」「価格優先」の原則で決められますが、以下の場合、この原則を用いないで板寄せ方式で価格が決定されます。
■ 「板寄せ方式」
☆ 集められた売買注文の成立の仕方(指値注文同士がぶつかった場合の原則)
※ この2つの原則は、立会開始時(寄付き)と立会最終時(引け)の間の時間帯(ザラバ方式)の売買に適用されます。
株式を注文する際は、いくらで(注文の種類)、何株、買いたい(売りたい)かを伝える必要があります。値段の指定の仕方(注文の種類)には、成行注文と指値注文があります。成行注文が指値注文に優先して取引が行われます。
株式の取引は各証券取引所で行われ、取引開始前の時間に注文の受付を始めます。多様な値段の売り注文と買い注文が集まり、取引開始時間には、この集まった注文をもとに値段が決まります。株価の決まり方には、「板寄せ方式」と「ザラバ方式」の2種類があります。
一旦、値段が決まると、その日の終値が決まるまでの間、「ザラバ方式」と呼ばれる方法で値段がつきます。ザラバ中は、買い手と売り手の値段が合致したら売買成立となるため、何度も値段が変わっていきます。